東海地震に備えた
電磁波ノイズ情報地域サービス

 

田口通信工業

静岡県裾野市
代表取締役社長 田口義昌

 地震を予知するための技術が進んで来ました。それは電磁波の観測を進めることで 最近実現できた技術です。地電流計測法、電波伝搬擾乱(ジョウラン)観測法、衛星画像による雲の観察、植物生体電位の観測、電磁波ノイズ観測などがそれです。

 電磁波による地震予知方法の開発は、電磁波の波長の長短に応じて様々な研究が行われていますが、NPO国際地震予知研究会は、その中で放送電波が属する中波帯電波ノイズを観測する装置“くるぞーくんを開発しました。

 同会は公的補助金その他の資金により全国各地三十余箇所に観測点を配置して常時観測電磁波ノイズの発生情報をインターネットにより収集、観察、解析した見解を、地震予知情報として くるかも http//www.kuru-kamo.com/モニター会の会員に掲示しています。

 地震の前兆の一つとしてラジオ放送にノイズが混ざって聞こえることが知られています。ラジオは放送周波数帯のノイズを消去し放送波だけを抽出するように作られていますが、くるぞーくんは逆に放送波を消去してノイズだけを抽出するように作られた装置です。これを逆ラジオ機能とよんでいます。

ノイズが何時いくつか発生したかを記録し、時間軸に沿ってグラフ化することで、ノイズ数が一旦増大して頂点に達し次いで減少すると地震が発生するという傾向が明らかになって来ました。

なぜそうなるのかという明確な説明は未だなされていませんが、多くの事例がそのパターンに該当しました。例えば平成15年(2003926日に発生した十勝沖地震M8.0の前後6ヵ月間にわたり盛岡と仙台で観測されたデーグラフにこのパターンを見ることが出来ます。

また、概して弱いノイズを検知したときは遠くまたは弱い地震の前兆で、多くの強いノイズを検知したときは近くまたは強い地震の前兆である蓋然性があります。さらに複数の観測点で観測されたデータを照合することによって、地震の規模、発生日時、発生場所が徐々に予測可能になりました。

 東海地震の想定震源域内には、静岡市清水区、榛原郡静波、浜松市根洗町にオンラインのもの3台、域外の裾野市にスタンダロン1台が設置されていますが、ここで得られる情報は東京に送られるので、設置管理者以外の地元の人はリアルタイムで直接見ることは出来ません。

そこでくるぞーくんを利用して東海地震の想定震源域に限られた、簡易で安価なローカル情報サービス網を作りたいと考え、IAEPの了解の上で新たにソフトを作成し幾らかのハードを追加して次のサービスを行うことにしました。 
サービス概念図

実施手順としては

1)
震源域内のなるべく中心部にくるぞーくんを設置する。

2)
一定期間電磁波ノイズを収集し一定時間あたりの平均値を求める。

3)
常時ノイズを観測し単位時間、例えば1時間あたりの発生数が異常に多い時、例え

ば十倍以上になった時は、自動的にそのむねのメッセージを作成して登録会員の

パソコンまたは携帯電話にメールを送る。

4)
弊社が提供しようとする情報は、今のところノイズが異常に大量発生した事実のみ

を示すものであって、地震予知そのものではありません

5 )サービスは低価格で行いますが、当分は無料と致します。

 


サービス申込先
 

410-1107
静岡県裾野市御宿1017番地1
田口通信工業株式会社